アタシはこんな奴だから、こんな人間だから、 こんな愛し方しか出来ない。 どうしてアタシを置いていったの?って、 そんな愛し方しか出来ない。 貴方の為にも精一杯生きないと、なんて考えられない。 アンタが死ぬならアタシも殺して。 アンタが死ぬ前に、アタシがほんの数秒前に命を落として、 そして最後にアタシの名前を呼んで欲しかった。 アタシは絶対、アンタの後なんか追えないから、 アタシが死んだら好きにすればいいって思ってたのに。 どうしてそんなずるいの。 「どうして、急に」 凄く元気でいた筈の彼はもう帰ってこなかった。 文字通り、帰ってこなかった。 死んだのだと思う。死んだけど、死体も何も、本当に何も 帰ってこない。 いつもみたいに濁点うざいくらいつけてアタシの事叱ってよ。 今ならアタシ黙って聞くから、いつもみたいに口答えなんかしないから。 いっぱい血でたの?いたかったの?くるしい?ほねとかおってない? いまどこ?かえってくるでしょ?あたしちゃんとまってるよ?!      痛みが消えないあんたが消えな い せめて 声をきかせて、名前を呼んで、スクアーロ。   --- ( serio. )