が 突然、訳の分からないことを言い出した


あたしはベルの玩具じゃないんだから、人間なんだから、と
何を言ってるのか俺には全然わかんない

「あたしはベルの何」

何って、そんなの 俺のモノの他何も無い
それ以外に見られない
だったらお前は何だというんだ
自分を何だと思うんだ

「あたしはあたしを好きな人のモノよ」

関係ない
俺王子だから関係ない
が何を思っても 駄目
は俺のだもん

あんたの理由なんか俺に通用しない


「もしあたしが手に入らないならどうするの?」

そんなの簡単だ、殺してでも俺のものにするよ
王子にはその権利があるはずだ(信じて疑わないよ!)


そういうとは仕方ないなという顔をして
悲しい目で俺を見て「いつでもどうぞ」とナイフを差し出した


ひとおもいに  、    。



    そんな君は見たくない 



だけどあなたがすきでした



             そんな言葉も聴きたくない  



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( tragical )